毛をたずねて ~ 刷毛談義 ~第一編 染色刷毛
[第10回] 染色刷毛

我が国における刷毛を用いた染色は奈良時代の臈纈染(ローケチ染)に始まるのではないかと推定される。
型染めに用いられる刷毛の毛は、伝統的に鹿毛に限られている。鹿毛は染色において、他の動物の毛に比べて著しく優れた効果をもたらすが、古の時代に、染色用の刷毛に鹿毛を選んだ先人の知恵には感服せざるを得ない。
本稿では、我が国における、友禅染・絞り染めなどの各種染色法と、丹前・羽織・浴衣といった衣服についての解説・エピソードを紹介する。
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