各種ブラシ台Brush Materials : Base
製品の特長
概要
ブラシはブラシ線材のみで独立して使用するケースは稀であり、ブラシ台素材の選定・ブラシ線材の固定方法の選定は重要な要素の一つです。
ブラシ台はロール形状・アール状等に加工して植毛することが可能です。但し、厚さとピッチについては制約がございますのでご注意ください。
使用条件が整えば、ブラシ台・金具は繰り返し再生使用することができます。
素材選びのポイント
- ブラシの用途は?
- ブラシの形状は?
- 全体の雰囲気は?
- 薬品等の使用は?
などの諸条件を総合的にご検討ください。
詳しくは当社まで、お気軽にお問い合わせください。
各種ブラシ台

①PVC、②POM、③MCナイロン、④SUS、⑤SS、⑥アルミ、⑦木材
素材一覧表
各種ブラシ台
種類 | 特徴 |
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PVC | 柔軟性に富み加工しやすく、また経年劣化も少ないために様々な分野で素材として用いられている。 (木材と比較してブラシ穴の変化が少なく、特に常温水を使用する場合は、ブラシ毛材の抜ける可能性が低い。ロール形状・アール形状の制作が可能。) |
POM | 軽量・なめらかで耐水性を持つ、90℃以上の温水に耐えるエンジニアリング・プラスチックである。しばしば金属の代替材料として使用される。 (木材と比較してブラシ穴の変化が少なく、特に常温水を使用する場合は、ブラシ毛材の抜ける可能性が低い。ロール形状・アール形状の制作が可能。) |
MCナイロン | 耐摩耗性・自己潤滑性に優れ、エンジニアリング・プラスチックとして最も幅広く使用可能な材料。 (木材と比較してブラシ穴の変化が少なく、特に常温水を使用する場合は、ブラシ毛材の抜ける可能性が低い。ロール形状・アール形状の制作が可能。) |
SUS | 耐食性を向上させる為に、クロムを含ませた合金鋼。 |
SS | SS(400)は、熱間圧延で製造される鋼材で、一般構造用の鋼材として、橋、船舶、車輌、その他多岐に渡り使われる。 |
アルミ | アルミニウムは鉄の約35%の比重しかなく、金属の中でも軽量な方に属し、展性に富む。 |
木材 | 木材は比重が小さいので、強度を比重でわった比強度(同じ強さを発揮するのに必要な材料の重さの逆数)は金属に比べても小さくない。 |
お客さまの用途に応じて、ご希望の毛材・形状でブラシを製作いたします。また、規格品の仕様を変更したり、全く異なった製品を製作することも可能です。
「理想のブラシが見つからない」とあきらめる前に、お気軽にご相談ください。